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「テレーズとローラン」チラシイメージ 第5回公演『テレーズとローラン』

原作/エミール・ゾラ
作・演出:谷 賢一

出演/木場勝己 奥村佳恵 浜田学 銀粉蝶

美術/長田佳代子
照明/松本大介
衣裳/伊藤早苗
音響/加藤 温
演出助手/井上裕朗
舞台監督/福本伸生
製作/渡辺江美

 

第4回公演『クライムス・オブ・ザ・ハート』で地人会新社の理念のひとつ、「若手の演劇人たちに有形無形の財産をバトンタッチする」という命題を実現し、今回はその第二弾。現在演劇界でめざましい活躍を続ける新進の演劇人・谷賢一さんとタッグを組み、フランス自然主義文学を代表する作家、エミール・ゾラの小説『テレーズ・ラカン』を、新しい形の戯曲へと変身させ、演劇としておくり出します。 肉欲の果ての殺人。その後の後悔と恐怖。互いへの疑惑。すれ違う愛の形…。人間の根幹をなす“欲”と“エゴイズム”を克明に描くことで、究極の人間探求を!


いつも通り、ラカン一家と週に一度のカード遊びをするために、銀細工通りの小さな家を訪れた予審判事・マルタン(木場勝己)は、異様な光景を目の当たりにした。  2人の男女がお互いの腹を刺し合い、死んでいる。近所でも親孝行で評判のおしどり夫婦、テレーズ(奥村佳恵)とローラン(浜田 学)だ。そして溢れる血溜まりの中、椅子に座った1人の婦人が、死体をじっと見つめている。2人の義理の母、ラカン夫人(銀粉蝶)だ。  ラカン夫人は病気のため四肢が動かず、もう長いこと口もきけない。しかし彼女の瞳は大きく見開かれ、何かを告発するような輝きを放っていた──。



テレーズ(カミーユの妻)/奥村佳恵
ローラン(カミーユの親友)/浜田学
ラカン夫人(カミーユの母親)/銀粉蝶
マルタン(元警部。ラカン夫人の30年来の友人)/木場勝己

芸術文化振興基金助成事業
2016年9月9日(金)~19日(月・祝)
東京芸術劇場/シアターウエスト

舞台写真

撮影:谷古宇正彦

<劇評>

産経新聞 2016/9/18(日)
http://www.sankei.com/entertainments/news/160918/ent1609180006-n1.html


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